#author("2022-01-09T17:47:20+09:00","default:ishikawa","ishikawa") #author("2022-01-09T18:30:21+09:00","default:ishikawa","ishikawa") [[Blogs]] ** 臨床心理学入門 : 多様なアプローチを越境する / 岩壁茂, 福島哲夫, 伊藤絵美著. -- 有斐閣, 2013.4. -- (有斐閣アルマ ; Basic). ** 精神科医が教える聴く技術 / 高橋 和巳 著 ちくま新書 2019.12.05. ** 生きものとは何か : 世界と自分を知るための生物学 / 本川達雄著. -- 筑摩書房, 2019.2. -- (ちくまプリマー新書 ; 319). 1948生まれ,東工大生命理工を退官されていて,「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)」の著者. Lifeとは続くもの 水は反応を進める 比基礎代謝率(ワット)は体重の1/4乗で上がる(図) 時間とエネルギー(第八章) エネルギーを注ぎ込まなければ時間が止まる.故に,生きる時間はエネルギーによって生み出されている. 直線的な時間(絶対時間)に対して,回る時間 荘子(12天地篇)に書かれている「機械~機事あり,~機心あり」を引用し,機械を使うことにより,自然の純白な心が失われると指摘した. 荘子(12天地篇)に書かれている「機械あれば必ず機事あり,機事あれば必ず機心あり」を引用し,機械を使うことにより,自然の純白な心が失われると指摘した. ** What (ホワット) is (イズ) life (ライフ) ? : 生命とは何か / ポール・ナース著 ; 竹内薫訳. -- ダイヤモンド社, 2021.3. タイトルは,シュレティンガーの御マージらしい 1.細胞,2.遺伝子,3.進化,4.代謝,5.情報の視点で生物を統一的に定義できる 1.細胞 生物の原子, 原核細胞と真核細胞がある 「人間の活動は,生態系を限界を超えるところまで追い詰めている.」 2.遺伝情報 タンパク質をコード 22000個(ヒト)のタンパク サンガー法(サンガーは二度ノーベル賞を受賞) ヒトゲノム計画 2003年に達成,10年間で280億(円?)費やした 細胞周期 細胞分裂 関与する遺伝子は(酵母で)500ある 遺伝子が異常になると,肥大化 無分裂 逆に,ポール・ナースは小さく分裂するものを見つけた Wee変異体 その後, cdc2 を見つけた DNAで30億塩基対のうち,ヒトの違いは1%以下しかない.エラー無く複製される 3.偶然と必然 自然淘汰 減数分裂 進化を実現するには,個体は死ななければならない. つまり,生殖,遺伝子ステム,変動をもつものが生物であり,進化,境界,情報機械としての側面が見られる. 4.カオスから秩序 発酵の説明 酵母 微生物 生命体で発生する化学反応のこと 代謝 5.部分と全体 酵素は全体として働くように情報をやりとりしている 恒常性 カント 全体は部位のため,部位は全体のため といった. ---- ** Economics にも10のエマージング技術が掲載された. What next? 22 emerging technologies to watch in 2022 日経サイエンスの2022年2月号に記事あり 1.水素燃料 2.自ら肥料を作る作物 マメ科では根粒菌が共存して肥料なしに育つ 3.呼気センサー 4.医薬品オンデマンド製造 MITとDARPAで進めている シフェンヒドラミン塩酸塩(抗アレルギー),ジアゼパム(不安症,筋攣縮(れんしゅく,痙攣(けいれん)のこと)),フルオキセチン塩酸塩(抗うつ),リドカイン塩酸塩(局所麻酔) 5.無線電力伝送 レクチナ(ダイオード+アンテナ) 6.健康な老い 7. グリーンアンモニア (ハルダー・トプソー社(デンマーク),フェルティベリア,イベヅド・ローテ(スペイン) ハイデール アンビジョン 8.無線 バイオマーカー 9.3Dプリントハウス 火星基地のためにも 10.宇宙通信 [[(web):https://www.economist.com/the-world-ahead/2021/11/08/what-next-22-emerging-technologies-to-watch-in-2022]] ---- 日経Trendy 1.2022 号には,以下 ■特集1 2022-2030大予測 ●2022 2030大予測 間も無くやって来る未来を理解する 「必修キーワード40」 (028p) ●2030年の世界を示す 3つのポイント(030p) ●培養肉ステーキ ミンチ状から塊肉へ進化、 「筋組織化」 技術は日清がリード(032p) ●3Dフードプリンター “印刷”で食のパーソナライズが加速、未知の食品も生まれる(034p) ●フードロボット 配膳ロボから厨房作業ロボまで。ロボットと人間が適材適所で働く(036p) ●ゲノム編集食品可食部最大1.6倍のマダイやGABA含有量4~5倍のトマトなど続々(038p) ●ゼロ ・ ウェイスト ・ スーパー 必要量だけが買える新業態がデジタル技術によって普及(040p) ●キッチンOSサッポロが参入。複数企業が連係し、買い物からレシピ提案、調理までつなぐアプリ(041p) ●リモート調理 スマホを起点に調理家電を操作、管理する時代へ(042p) ●LED水耕栽培 スーパーの店内で野菜を育生して売る新たな形態が登場(043p) ●全自動キッチン家電 三ツ星シェフの料理を自宅で完全に再現するシステムが上陸(044p) ●着るロボット スキルのデータ化により、技能が簡単に身に付く時代に(046p) ●昆虫サイボーグ 制御装置とAIを搭載した昆虫が生存者を効率よく発見(048p) ●バーチャルヒューマン3DCGの進化によりリアルタイムで動き、AIと融合して自律的に話す(050p) ●XRメタバース 3D化で表現力が増した仮想空間にエンタメやビジネスが集結(052p) ●ブレインテック 次なる人間拡張領域は 「精神」 。まずは脳機能の解明に着手(054p) ●メタバースコマース ビームスが仕掛ける新時代ECはデジタル接客がキモ(056p) ●歩行支援ロボット 人生100年時代の健康課題を解決する新デバイスが続々(057p) ●ファンタジースポーツ世界的人気のスポーツをテーマにした 「予想ゲーム」 がブレイク間近(058p) ●次世代ボールパーク 農業体験にキャンプまで、1年中にぎわう新球場が完成する(060p) ●スポーツ練習ツールDX理論的な練習で、効率よく 「才能の壁」 が乗り越えられるようになる(062p) ●アイトラッキングVR映画2つの技術の進化と融合で、ストーリーが“見たい結末”に向かう新体験(064p) ●月面タウン 月への輸送サービスで現地の環境が整い、人の往来も活発に(066p) ●衛星コンステレーション QPSは25年に36基体制で地球観測、70cm四方を視認(068p) ●人工光合成ハウス 22年に沖縄で実証実験。二酸化炭素の“地産地消”を目指す(070p) ●ナノマシン がん細胞や脳に薬剤を届けて、治療効果を高められる(072p) ●国産手術支援ロボット 低価格の国産ロボットの導入が拡大、米ダビンチの牙城に挑む(074p) ●嗅覚センサー 吐き出した息のにおいをチェックして病気を見つける(076p) ●スマートウエア 「着ているだけ」 で計測したデータから、健康状態が分かる(078p) ●空飛ぶクルマ 国産SkyDrive筆頭に、複数企業が25年大阪万博で飛行目指す(080p) ●AIオンデマンド交通 「乗り合い」 を自動で最適化する新しい交通インフラ(082p) ●海の自動運転 小型船の自律航行システム開発、離島間の水上交通としても期待(084p) ●ゼロエネルギー冷却素材大阪ガス開発の放射冷却フィルム、貼るだけで外気温マイナス6℃に(086p) ●海床ロボット 竹中工務店など開発、大阪万博で水上を自動で移動するレストラン視野に(087p) ●ネクスト緑化/スマート電柱(088p) ●“共助”キックスケーター電動キックスケーター最大手 「Bird」 上陸、オペレーションもシェア(089p) ●不動産×MaaS三井不動産がMaaSに本腰。移動をスムーズにすることで町の回遊性高める(090p) ●デジタルYEN 世界に先駆けカンボジアで 「バコン」 発行、各国中銀も検討を開始(092p) ●アルゴリズムトレード AIが売り時 ・ 買い時を指南、感情に左右された損切失敗も回避(095p) ●顔認証決済 キャッシュレスからペイレスへ、千葉県に 「手ぶら決済タウン」 誕生(096p) ●セキュリティートークン投資ブロックチェーンにより物件を証券化、10万円から個人が不動産投資できる(098p)